2008年7月29日

しんこ

 「しんこ」 とは、こはだの小さい頃のものを言うそうだ。
成長するにしたがって名前の変わる魚を出世魚というが、この魚は逆に「新子(しんこ)」、「小肌(こはだ)」、「なかずみ」、それ以上を「このしろ」と値段が下がっていくそうだ。

名古屋に居るときに、OHさん、OKさんと某居酒屋寿司店で教えてもらった江戸前の珍味であるが、その時はシーズンオフで食えなかったので、今度東京で、と約束していた。
福岡の寿司屋で聞いても「置いてない」と、冷たい返事。と言うより、知らない感じだ。

こはだの子供だから小さいが、仕込みにかかる時間は一丁前のこはだとさして変わらない(それ以上かも)手間がかかる。正に江戸前の真骨頂である。
しかも、最近は手に入りにくいそうで、値段もそれなりに^^;。

名古屋の一件で、私がたいそう興味を示して、飲み会の度にその話を出すので、Oさんが気を使って、宝町の某寿司屋で、入荷したら連絡を頂くことになっていた。

2週間前に連絡をいただいたが、仕事の都合で行けず、悔しい思いをし、「縁がないのかな」と諦めていたが、本日、Oさんから再度連絡が入ったとのうれしい話があった。

何はさておき、仕事が終わって、Oさんと待ち合わせ、いそいそと出かけた。

この宝町のY寿司屋は腕の良い江戸前の職人さんがいて、何を食っても旨いのだが、今日は2年越しの待ちわびた「しんこ」をはじめて食して、興奮気味である。

あっさりしているが、程よい油が乗り、堪能できた。ご馳走様でした。

   HI350067.JPG
    真ん中に一切れだけ残っているのがしんこ

08.08.09追記
九州の寿司屋には無いというのは誤解でした。
ちゃんとした寿司屋は入荷しているのを確認しました。
しかも、しんこは関東だけでなく、九州でも獲れるそうです。

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2008年7月27日

理不尽で短絡な

またしても、突然の通り魔殺人である。理由は親が自分の話を聞いてくれなかったから?と言う。

理不尽で短絡な理解しがたい事件だ。しかも相次いでいる。

当事者(犯人)が語る理由は自分勝手で驚くが、本当の理由は全く理解できない。
それぞれの衝動が何故かが分からない。

誰でも良かった?
いやだ、嫌いだ、だけで人を殺すか?(しかも親や全く知らない人を、さしたる理由とも思えない理由で)
時代背景か?
マスコミ報道も犯罪抑止よりも、かえって煽っているのではないか?
芸能情報と同レベルで面白がって、報道しないで良いことまで根掘り葉掘り報道してないか?

ちゃんとものを考える、判断ができる年代がどんどん高年齢化(減少)しているような気がする。
親も自分の子供をきちんと育てることをサボっているのでは。判断できない子供が連日興味本位の殺人報道や殺人ドラマを見せられ、当たり前の出来事として受け止める。
無責任な報道を見せ付けられること(=親代わり)によって潜在意識に刷り込まれ、手前勝手な理由だけは子供の理論構築である。

つい最近のエントリーにも書いたが、手を打たないとどんどん伝染しそうな気がする。


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2008年7月26日

こころざし

中国の友人Sさんが訪ねて来てくれ、品川で飲みながら盛り上がった。
中国にも色んなタイプの人がいる。この方は慎み深い人だ。
人の話をじっくり聞く (おそらく相当我慢して)。
まだ流暢とはいえない日本語で思いのこもった言葉を放つ。

今まで知り合った中国の人の中では好きなタイプの人だ。
色んなことを語り合った。

以前貰った彼の名刺の裏に一遍の詩があったのを思い出し、由来を聞いてみた。
彼の会社名の由来にもなった杜筍鶴の詩だそうだ。
彼の想いが伝わる詩なので以下に載せる。
(訳の方は、一応思い出しながら意訳してみたが、正確ではないかも知れない)

自小刺頭深草里
而今漸覚出蓬嵩
時人不職凌雲木
直待凌雲始道高

(訳)
 小さい頃は深い草の中に居た。だけど頭は(心は)天を志していた。
 徐々に高い草の中から頭をもたげるだろうと分かる人は感じていた。
 でも、当時の殆んどの人はそれが雲を凌ぐ木になるとは思っていなかった。
 それが雲を凌いだ時にやっとその高さに気が付いた。

あなたの会社はまだ小さな会社だけど、必ずや雲を凌ぐときが来るでしょう。
時々は会って話をしたい人の一人だ。

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2008年7月16日

堺雅人の渋い演技

NHKの大河ドラマは、最近あまり見ないのだが、先日家で作業をしている時に、たまたま横で、家人が見ていたので見るともなく、何となく見ていた。

篤姫である。

篤姫役の宮嵜あおいもがんばっているが、家定を演じている堺雅人という人、良かったな。
最近の俳優はあまり知らないし、意識して見た俳優はそんなに居ないのだが、この人には何かしらセンスのようなものを感じる。

自分の死期を感じ、国の未来を案じながらの様々な取り巻きとの人間関係。それらを背景とした篤姫との色んな情念をこめた会話が実に渋い。遠くを見るまなざしが、その演技が、儚さをうまく醸し出していると思う。

興味を持ったので、YouTubeで過去に出演したいくつかの映像を見てみたが、何かしら思いのこもった、繊細な人間像の理解と(その人への)為りきりを、どの映像にも共通して、強く感じる。

まだ若いのだが、その人間理解や表現に老成したような渋さを感じ取れる。

映画にも幾つか出演しているみたいだし、DVDのレンタルでもしてみるかな。

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ロケッツ

「“吐いた息は戻らない”、それがロックなんだよ」

                      鮎川 誠

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2008年7月13日

茅乃舎

久し振りに旨いものでも食いに行こうかと言う事に為った。
前から家人が一度探検に行きたいと言っていた、久山の山中の静かなレストランがあったので、そこへ行く事になった。


茅乃舎(かやのや)
 
「土を作ることから始めました」というコンセプトで、スローフードを手間ひま掛けて、ゆっくりと味わせてくれる。
上品で上質な落ち着いたお店である。
ちょっと遠い、ちょっと高い、のが難点であるが、それ以外はパーフェクトなお店だ。

店員も躾が行き届いているし、広い空間で、異次元にでもたどり着いたようなちょっと大人な、贅沢な時間、空間を味わえる。

もともと、醤油や味噌を作っているところであるし、味付け(特に塩分)や、土作りから始めるような野菜(の香り、味わい)へのこだわりが随所に見られる。
年のせいか、地産地消の旬の野菜を、香りを楽しみながら頂くのが良くなってきた。

私の家からは(もともと田舎だから^^;)そんなに遠くないが、東区以外の人はちょっと遠いかな。
それでも一度は言ってみる価値のあるお奨めの店だ。

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2008年7月 8日

キャプテンの姿勢

NHKTV「プロフェッショナル」でプロ野球選手宮本信也をやっていた。

星野監督いわく「信也はチームを引っ張っていく極意を知っているよね。」
         「俺が(星野監督が)言い難い事をズバッと言ってくれる。」

宮本の流儀:「チームは背中と口で引っ張る。」
        翻訳すると 「行動で示し、きつい事を言ってあげないとチームは動かない。」

相手チームの動きを読み、試合中に他の選手にブロックサインや、アイコンタクトで伝える。
投手の心理を読み、試合中に何度も(若い)投手のもとへ駆け寄りアドバイスする。
そして、チームの誰より練習をする。

練習中にも、試合中にも容赦のない辛口の檄が飛ぶ。
「あとをやれ、ちゃんと。後が大事だ!」 「行くんだよ。お前が!」
「簡単に点をやるなよ! (今日は)この1点はなかなか取れへんぞ!」
きつい言葉でも、同じフィールドで、流れを読んで発する言葉には厭味がない。
選手として同じ目線で言うから伝わるタイミング、言葉がある。

「失敗から逃げない」、言い訳しない。
自分のミスにも客観的に向き合い、反省し、みんなにちゃんと謝っている。
だから、気を抜いたプレーには容赦なく檄が飛ぶ。
「本当に必死にやったのか!」
宮本の性格からは、スキのあるプレイには黙っておれない。

入団当時の監督(コーチ?)から言われた言葉。
「二流の超一流になれ。」
この言葉を、宮本はどう受け止めたのか分からないが、確かに身長167cm、恵まれた体とはいえない。
ずば抜けた身体能力のない宮本がどうやって生き残ろうとしたか?

その後の野村監督のID野球で、考える野球を徹底的に教え込まれる幸運な巡り合わせもあった。
状況を的確に読み、考える野球をするのだとこの時、腹を据えている。

野村さんからも 「考える野球をし、脇役として超一流になれ」 と言われている。

この延長上に今の日本代表チームに欠かせない選手、宮本信也が育っている。

今年のヤクルトは主砲が抜け、エースが抜け、若手中心の気の毒なチーム編成だ。
その中でも(その中だから)宮本の存在感がますます増し、贅肉のない、考えるチームが出来上がりつつある。
古田の後を受けたキャッチャー福川を徹底的に鍛えている。

経験が少ない分、ミスが出る。失敗の教訓が生きないこともある。
そんな時は、キャプテン宮本は負けた後、選手を残して毅然と一つの事を伝える。

  「もっと頭を使って野球をやろう。」

野球に向き合っている時間が長いやつは一流になる、と遅くまでビデオを見て研究し、ノートをまとめる。
全身全霊を傾けて野球をやり、若手に背中を見せる。そして辛口の檄を飛ばす。

キャプテンの姿勢は揺るがない。


淡々と渋い仕事をこなし、若手を情熱を持って育てる。
場を読んで(わきまえて)、ブレない軸で率直な意見を言い、檄も飛ばす。
我々の職場にも必要なリーダー像とまったく同じだ。(上記の文章の「野球」を「xx」と自分の仕事に置き換えてみればすぐ分かる。)
教えられることが多い。

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2008年7月 6日

ジムで汗を流す

体を動かしたい衝動に駆られ、近所のジムに行ってみた。
ジムと言っても品川区の健康センターの中にあり、500円で一日自由に中の設備が使える。

建物もきれいだし、ロッカーやシャワールーム、ジャグジーもあり設備も充実している。
以前居た戸塚も近くにスポーツセンタがあったが、こちらのほうが断然使いやすい。
なんといっても歩いて2〜3分という近さである。しかもこの価格だから気楽にいける。

今日は初めてなので、軽く1時間程度のランニングと幾つかのマシンを使わせてもらった。
この暑さなので、滝のような汗を流し、シャワーを浴びて爽快!

休みの日は時間を決めて習慣にするべきだな。
メタボも改善しないと^^。

Posted by hirarin at 15:04 | コメント (0) | トラックバック

閉塞感?

石油の価格も、食物の価格もどんどん上昇し、先行きも読めない。
世界各地で暴動が起きている様子がTVで連日放映される。

人の心が荒れている。

日本では暴動は起きてないが、これ以上の物価上昇が続くとどうなるか分からない。
先日のアキバの通り魔のような現れ方をしているような気もするし、自殺者も増えているそうだ。
若い人の閉塞感、社会からの疎外感、将来に対する不安感などかつてない膨らみを感じる。

アジアの経済的な破綻が始まり、社会的弱者を襲っている。
早く手を打たないとこのストレスは世界中でシンクロして取り返しがつかなくなるような気もする。

世界中でリーダ不在の時代が続いている。
二極化した、持つ者と持たざる者の軋轢、儲かれば何でもやると言う、倫理観を失った商人のマインドと情けない状況、荒廃した人心とギャップの大きい、方向性を失った政治。

新しい方向性を示すことが必要だ。

日本はエネルギー、自動車、農業の生産革命、などのイノベーションを含め新しいビジョンを主体的に生み出すべきだ。
時代は新しい哲学を必要としている。

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2008年7月 2日

E-mobile

個人用のPCの通信手段は、E-mobileにしたと、以前記述したが、会社のmobilePCの通信カードもEーmobileに変えた。
自宅の個人用の使用で、使い勝手が良かったので、味を占めたといえばそうであるが、やっぱPHSのカードは遅くて使い物にならなかったと言うのが正直なところである。

速度は、個人用は下りで7.2Mbps、会社用は半分の3.6Mbpsである。
会社PCは大半がmailのチェック用なので、ほとんど問題のない速度になった。

mobile環境のストレスが大幅に減少した。ヤッホ^^。

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2008年7月 1日

PSP/TSP

JASPICのソフトウエアプロセス改善セミナに行って来た。

収穫はPSP/TSPの話かな。
日本ではまだそんなに馴染みが無いが、欧米ではかなり真面目に取り組んでいると言う。

組織の品質向上は構成する個々人の積み重ねにより決まる。
従って、まず、構成要素である個人のスキルをきちんと向上させることが肝要であり、PSPとはPersonal Software Processの略で、個人のスキルアップを目的としている。
このため個々の開発者のスキル、コミットメントそしてパーソナル・プロセスの規律を向上することが高品質の鍵となる。

TSPはTeamのSPの略である。
プロジェクト向きで、PSPを受講した人がチームを組むことが前提となっている。チームはメンバーが互いに協力しサポートし合うと最もよく機能する。また全員がよく定義されたプロセスを使うと高品質の製品を作ることが可能になるという考え方である。

カーネギー・メロン大学のワッツにより、開発されたmade in USA のメソッドであるが、日本人のマインドに近いものを感じる。
それもそのはずで、20年ほど前の日本のソフトウェア開発現場のベスト・プラクティスがべースになっており、欧米で盛んに取り込まれ、日本に逆輸入されている状況らしい。

USの大手企業(ボーイング、マイクロソフトなど)では取り組んだ成果がかなり明確に出ているという。

CMMと比較したPSP、TSPの位置づけは大雑把に言うと、

・CMM
 管理活動を行う上で「組織」として必要なroleとActivityについて
・TSP
 管理活動を行う上で「チーム」として必要なroleとActivityついて
・PSP
 管理活動を行う上で「個人」として必要なActivityについて

と言った感じかな。.

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