2006年7月26日

日野原さんの言葉

ホテルに着いて、たまたま付けたNHKTVでやっていた番組の中で、医師(聖路加病院理事長)の日野原重明さんが言っていた印象的な言葉。

・人間、年をとったら、食う量は少なくてよい。
  ・60歳を過ぎたら、腹八分。
  ・70歳を過ぎたら、腹七分。
  ・日野原さんご自身は、朝は飲み物だけ(ジュースにオリーブオイルを垂らしたもの)
                昼は牛乳とビスケット2〜3枚程度
                夜はしっかり食べる。肉や野菜を中心にかなりの量を採っていた。
  ・油はバター等の動物性脂肪ではなくオリーブ油などの植物性油脂をとる。

・年をとったら、足腰と血管に注意する。
  その為に、朝と夕方(仕事から帰ってから)の2回、足腰を鍛える体操をし、階段は2段跳びで。
  上記の油のとり方、食べる量などの考慮も。

・毎日、文筆活動を精力的にやっているのが、脳を適度に活性化させ、ボケ防止にもなっている。

ご本人は、若いころ結核に罹り、その経験から、「1年間病気をしたから『病人学』を学んだ」という境地に達する。
そのことから、患者の気持ちがわかる医療関係者を育てる必要性を強く感じ、推進している。

患者が死ぬときに、生まれてきて良かったと、思えるようなケアを誠意を持って尽くしている。
その為に、死期が近づいた時、無為に薬漬けにせず、最後のお別れができる程度の減量を施したりする。

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2006年7月25日

本番突入!

この半年、休み無く、苦労してきたシステムの1次本番が本日開始した。
色々あったが、何とか、初日は乗り越えた

無事、本番を迎えられたのも、
関与者全員の、様々な犠牲と、努力の賜物だと思う。

顧客幹部にも、何とか無事に、本番突入できた御礼とご挨拶をしてきた。
このまま、無事推移すれば良いが...。

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2006年7月18日

島の夕日

暑い日々が続いているが、ほっと一息、涼しい風景を。

前回に続き、沖縄在住のメル友ご提供の島の夕日である。
心が和む素敵な景色である。

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三重城港から眺めた夕日

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2006年7月17日

論理より情緒

久しぶりに明日休めると言う気安さから、夜遅くまで、だらだらとTVを見ながら、本を読みながら、mailをチェックしていた。

さて、寝ようと言う頃、NHK教育TVで、藤原正彦さんのインタビューがあった。

この方、随分前に、幾つか本を読んだことがあるが、
数学者で、新田次郎の息子で、英国、米国で学び、日本人の生き方や日本語に対する思いを縷々述べていたのを思い出した。
最近も、国家を論じていたのは知っていたが、..。

これからは、論理より情緒だと言う。
日本人は昔からそれを知っていた、法で縛らなくとも、自立していた大人の民族である(あった?)

新渡戸の惻隠の情などは、武士道の中核をなす考えであり、(昔の)日本人には広く行き渡っていた「常識」であった。

論理で人を縛ったり、言う事を聞かせようと言うのは、未成熟社会のやり方であり、
高い文化、情緒を介した、思いやりのある大人の成熟社会を日本ははるか昔から実現していたのではないか。

北風と、太陽と、旅人の話で、
旅人のコートを無理やり脱がせようとするするのが西洋的な論理の世界(=北風)であり、結果的に旅人の心を閉ざしてしまう。
無理な押し付けをせず、回りから暖かく見守るやり方、大人のアプローチの世界、情緒の世界(=太陽)は結果的に旅人の心を溶かし、コートを脱がす。

共感する話が多かった。話し振りも淡々としていて、薀蓄も広く、深く、聞いていて楽しかった。

日本人は自らの文化の完成度に気付くべきだ。
さらに、この日本人の美的感受性は次の時代の重要なfactorになるという、確信に近いものがある。

最近のリーダ(日本だけでなく世界中の)には同じ方向を向いた一つの見解があり、この話とも通じるものがあると思う。

他に印象的だった話。

・英国のgentleman精神と日本の武士道は、ほとんど同じだ。元は共に騎士道である。
・日本人の美的感受性は、文学にも数学にも共通する美点である。
・母国語は表現だけでなく、思考そのものである。語彙は情緒に繋がっていく。
・秋からは、父(新田次郎)の絶筆となった文学作品(「孤愁」?)を親子二代で引き継いで完成させたい。世界でも珍しい親子での共著になる。

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無心の練習

実力があると言われながら、中々優勝ができず、今期も2位が3回という戦績であった古閑美保が大山志保とのプレーオフを制して、2年ぶりに優勝した。

二人とも清元登子さんと言う同じ師匠の下で指導を受け、(確か)二人とも熊本の出身だったと思う。

7ホールに渡る夏場の死闘だったが、勝負は分からないものだ、グリーンをはずした古閑の負けかと思ったが、次の寄せを直接チップインしてしまった。

確かに、打った瞬間に、ボールがいい感じで宙に舞って、入るかなと言う感じがした。

昨年、古閑はその前の年の苦戦を打破すべく猛練習をしたが、未勝利だった。
猛練習が報われなかったわけだ。

しかし、このオフも同じように猛練習を積んだと言う。

「先生は練習しか無いという。成績が良くても悪くても練習すれば次が見えてくると言う。」

それが証明できるようなチップインシヨットであった。
確実に相手に流れていた勝負の流れを断ち切ったのは日頃の練習と勝負への集中である。

久々の名勝負だったと思う。


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2006年7月10日

中田英寿の引退

サッカー・ワールドカップが終わった。
Best16の時の私の予言通り、イタリアの優勝で終わった^^(ご満悦)。

TV朝日のスポーツ番組で、日本代表の特集をしていた。
最後まで走りつづけた、中田の懸命さが目立った。

ブラジル戦の前半ロスタイムで、ロナウドからヘディングで同点に追い着かれた後、引き上げる時に、中田が川口に何か強く言っているのが、ズームアップされる。

  「キーパーだろ! 今の。 前に出ろよ!何で出ないんだ!」

え〜、結構きつい事言ってるな。そこまで言うのかよ〜。

しかし、後半が始まる時には、中田は先にピッチに出て、川口を出迎え、肩を組んで激励しあう。
長い間一緒にやって、お互い、認め合っているし、技術的な追求は徹底的にやる、腹の底から怒鳴る。しかし、すぐ気持ちを切り替え、次の対応へと向かい合う、というシーンか。

一生懸命なのだ。

90分間走り通した後、放心状態の中田が倒れこむ。

中田は若い時から注目され、生意気といわれても自分のスタイルを貫き通した男である。
イタリアに渡った時、最初のインタビューで、流暢なイタリア語で自分の思いを語った(語れた)時、従来にないスポーツマン像に、驚いたと同時に、何かしら新しい時代が始まったような気がしたものだ。
中田は最初からグローバルな水準を目指し、行動し、実現していった。イチローなどと同じく、日本のスポーツ界のグローバルレベルへの水準アップ、改革をした人だと思う。

どんな状況でも、どんな事でも手を抜かず、
取り組む姿勢で人を惹きつけ、
常に先頭に立って、チームを引っ張った。

色々と学ぶ事の多い人であった。今後の活躍を祈る。

Posted by hirarin at 23:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年7月 9日

三浦雄一郎の言葉

TVのCMで、すっかり白髪になった三浦雄一郎が階段を一歩ずつ歩くシーンがあった。
かつての冒険者の勇士、たたずまいはそこには無い。

その横を高校生ぐらいの若人のチームが走り抜ける。

三浦が味のある顔で優しい眼差しを向ける。

「体は年齢ではない。遅く始めたら、倍の時間を掛ければ良い。
                      山は逃げない。」 
                                        三浦雄一郎

Posted by hirarin at 23:55 | コメント (0) | トラックバック

競り勝つ力

1対1で競り勝つ強さが必要だ。
サッカーにおけるフィジカルもそうであるが、我々の日々の仕事においても然りである。

いかに高邁な戦略があろうと、数少ないチャンスを掴もうと、パスを繋ぐ事ができなければ勝てない。
局所の戦いにおける個々人の基礎的な力は普段から鍛錬しておかないと、目の粗いざるで水を汲んでいるようなものだ。

ジーコの目指したチーム、個々人のリテラシー強化は我々の職場にこそ必要だ。

Posted by hirarin at 23:48 | コメント (0) | トラックバック

キーロガー

NHKスペシャル「危機と闘う,△覆燭陵其發狙われる」を見た。
商売柄、面白い話が多かったが、一番シヨックだったのが、タイトルにあげた、キーロガーなるプロダクトである。

いや〜、恥かしながら、知らなかったが、
延長コードのアダプタのような形をして、実はメモリであり、KBとPCの間で入力された情報を全て記録する装置である。
これでは、インターネットカフェなんかで、うっかりインターネットバンキングなどの暗証番号などを入力すると危険だな。

装置の小型化、メモリ容量の増大化、ユビキタスの進展などで、知らないうちに情報をパクられるリスクも増大している。
気を許していると危ない。

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2006年7月 8日

教養とは2

NHK教育TVのETV特集で、爆笑問題と,東大教授の小林康夫が「現代の教養とは何か」というテーマでトークバトルを繰り広げた。
東大の新入生歓迎シンポジュームに爆笑問題が参加し、挑発的な問題提起をする。

ある意味で、「教養」のプロである小林に爆笑問題(殆んどの発言が大田であった)が太刀打ちできるはずもなく、殆んどの会話が大田の独り善がり的な挑発発言に終始した感もしたが、幾つか面白いやり取りもあった。
また、バトルの会話の「ずれ」そのものが狙いでもあり、全く違う分野の問題意識や目指すもののギャップが、徐々にそのギャップの大きさを軌道修正し、歩み寄っていくプロセスそのものが、面白かったのかもしれない。

やはり、激烈を極めるお笑いの世界で生きているだけに、「表現する」という事、「捕まえる」という事に関しては、大田@爆笑問題が、鋭いコメント、突っ込みをしていた。
しかし、大田の口から、西田幾多郎や柳宗悦などの名前が出てくるとは、意外であった。(結構、勉強しているぞ、こいつ)

トークバトルの結論とでも言うべき「教養」とは、

 ・自分の居場所を知ること。ここに立って生きていく力。
 ・引きもどす力(軌道修正する力)
 ・疑うこと。問い続けること。
 ・生きるための道具。
 ・一生の格闘である。
 ・感性を呼び覚ます力。
 ・捕まえる力。(こちら側の感性の問題)

番組の中で、幾つか参考になった面白いコメント。

 ・教養は英語ではculture、語源はcultivate(耕す)である。
 ・時代に向き合って生きる事、自分なりに批判的にやること。
 ・ダ・ビンチは13000枚もの設計メモ(人、物のデッサン、図面、アイデアetc)を残している。このベースにあるものは世界の神秘を解明したいと言う情念である。
 ・人が人であるために、人間を再定義する。
 ・「感動」は何かを生む。学者のエネルギーの素は感動である。感動こそ学びの核である。
 ・人間は本当に優秀な生物なのかという発想。人間の遺伝子はイモリの1/40しか無い!
 ・受けない時、つまらない落語家は、客のレベルを問題にし、楽屋で愚痴を言う。
  良い落語家は自分の表現力の問題だと反省し、更に精進する。

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