2005年5月30日

「クール・ビズ」と「かりゆし」ウエア

「かりゆし」とは沖縄で夏季に着る伝統的な開襟シャツの事である。
ハワイのアロハシャツにも似ているが、公的にも認知された地場の公認ウエアである。
沖縄で、あるお客様にご挨拶に行く時に、かりゆしでないと受け付けないから着替えろと言われたくらいである。
気をつけて眺めてみると、いろんな柄、カラー、生地、襟や袖の形など、結構バリエーションがある。
老若男女用、値段もピンからキリまで、葬式用のかりゆしもあるというから、生活に溶け込んでいる文化でもある。
そういう訳で、先日、沖縄に行った時に、かりゆしに着替えてお客様にご挨拶に伺った。
沖縄は雨季のため、湿度が高い時期であり、背広、ネクタイを取った開襟シャツは風通しも良く、快適であり、非常に合理的な風習だと思った。

日経のニュースを見ていたら、ちょうどタイミング良く政府の、夏季ノーネクタイ運動の取り組みの記事が載っていた。(以下、引用)

   環境省は二酸化炭素排出抑制の一環として、夏のオフィスの冷房設定温度を
   28度程度にし、この温度でも効率的に仕事ができる軽装を推奨している。「省エ
   ネルック」に代わる夏の新ビジネススタイルの愛称を「クール・ビズ」に決定。
   5日には奥田碩・日本経済団体連合体会長らをモデルに起用し、「クールビズコレ
   クション」と題したファッションショーを愛知万博(愛・地球博)会場で開催する。
   夏の軽装は以前から提唱されてきたが、長年のビジネス習慣から、抵抗を感
   じるビジネスマンも少なくない。政府を挙げた取り組みで今年は“夏服”が定着
   するか。

そう言えば、先日、TVのニュースで、細田官房長官が、かりゆしウエアを着て、小池環境庁長官と一緒にピーアールしていたのを思い出した。細田さんは7着も持っていると言っていたような記憶がある。
過去に何度も話題になってきた案件ではあるが、是非、定着させたいものである。

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2005年5月28日

上原正吉芸能館

那覇市泊(とまり)に泡盛を飲みながら、上原正吉さんが率いる楽団による沖縄音楽の演奏を聞けるステージがある。
島うた処「上原正吉芸能館」である。
午後8時〜午前3時まで休憩を挿みながら何度かのステージが見れる。

上原さんは人間国宝だそうで、渋く、味わいのある島うたが人間味を醸し出す。
演奏は落ち着きのあるしっかりとした格式のあるもので、時に笑いの取れるトークもあり、沖縄情緒がたっぷり味わえる。
下の写真に見られるようにエキゾチックな情緒溢れるムード、色使いと舞台構成である。

人生をゆっくり楽しもうという基本スタンスがあり、家族や一族を大事にし、笑いを大事にし、真面目な生き方そのものが滲み出す豊かな空間である。時間がゆっくり進む感じがした。

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上原正吉芸能館の入り口
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ステージ風景(右から2人目が上原さん)

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沖縄の魚

前回、沖縄の魚は味噌和えとバター焼きが美味しいと紹介した。

八十八亭のバター焼き 
http://open.9va.com/archives/001025.html

今回の訪問で、冷蔵ケースの中にあった色んな魚の種類を写してきた。
ミーバイ(値段も高く、高級魚)、ビタロー、クチナジ、あと、ここには写ってないが、県魚とでも言うべき,グルクンという魚がいる。

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今回初めて食べたのはへちまのンブシー(味噌炒め煮)である。へちまが食べられるのは知っていたが、結構土くさい味、と言うか、かなり癖のある香りがした。
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八十八亭のナーベラー・ンブシー(へちま味噌炒め煮)

個人的にはチャンプルはソーメンのチャンプル(ソーミチャンプル)が好きである。
沖縄料理の師匠のSさんによると、チャンプルとは本来、豆腐の入った炒め物であり、そうめんの炒めもの等は「タシア」、つまり「ソーミタシア」と言うそうである。

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2005年5月24日

大人の心

交流分析というアメリカの精神医学者Drエリック・バーンによって提唱された理論がある。
簡単に言うと、人間の心の中には以下の3つの種類の心があるとされる。

1.人を厳しくしつけたり、暖かく面倒を見たりする親の心(P:Parent)
2.冷静に現状を分析して状況判断する大人の心(A:Adult)
3.自由奔放に振舞ったり、人に頼ったりする子供の心(C:Child)

である。
人と対話する時は、この3つの内のどれかが、相手の3つの心の内のどれかと呼応して、交流しているとされる。
自分が病気のときを想定すると、患者として医者に「先生、助けてください。」という時は、患者の子供の心(C)が医者の親の心(P)と交流をしている。
医療ミスなどが生じると、患者は医者に対し、文句を言い、詰め寄る。この場合は、患者の大人の心(A)が医者の大人の心(A)に訴えている。

我々の日頃の生活やビジネスシーンに於ける対話も同じように(自分の都合で)知らない内に、使い分けている。
目の前の人にすがりたいと言う気持ちが強い時は良い会話、良い関係は築けない。
良い対話をする為には、冷静な大人の心(A)になって、余裕を持ったうえで、対等な立場で、より良い関係を構築する事が必要である。

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2005年5月23日

芥屋ゴルフ倶楽部でプレー

21日の土曜日は天候にも恵まれ、名門、芥屋ゴルフ倶楽部でプレーをした。

芥屋ゴルフ倶楽部 
http://golf.best-price.jp/golfpage/911203

久しぶりのゴルフでした。^^;
磯の松に囲まれ、林に入ったら、キンコンカーンは必須。出すだけとなる。
グリーンはなだらかとは言え、アンジュレーションが複雑で、結構難しい。

個人的には(安物ですが)クラブの筆おろしであり、テーマのショートコースのワンオンは3/4(75%)で達成。スコアはともかく、課題については、何らかの成果ありでした。

今年は、少し真面目に練習して腕を磨くか。

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2005年5月14日

患者力

NTV系の「世界一受けたい授業」で心臓外科医の 南淵明宏 さんが、これからの患者は、判断力、情報力、交渉力を持って自分の力で命を掴み取る「患者力」が必要だといっていた。

ポイントは以下の3点である。

1.病名をガチット押さえる事。
  金を払っているのは患者の側であり、納得いくまで聞いたり、確認したりするのは当然だ。
  看護士向けの教科書を読むと良い。教科書なので、余計なこと(権威等)は書いてなく、いろんな事(ケアの手順なども)が分かり易く最後まで(分かって貰おうと言う視点で)書いてある。

2.複数の医師に見せる事。
  医師にも得意、不得意分野があるのが現実であり、診断は一つではない。
  市場の評判や、成功事例(数)なども調べた方が良い。

3.治療の記録を残す事。
  自分で情報を持つことが大事。
  ログを残すと、客観的に自分の「病」と向き合えるし,自分の勘違いの是正や、知識の向上にも繋がる。

「患者力」をもって、病院に「納得」を買いに行け。

医師の治療も商品(価値)として、患者(需要側)の選択や納得の視点にさらされる時代になりつつあるのかな。
医師だけでなく、官や教師などのかつての「権威」が色んな形で崩壊し、庶民の側に歩み寄りつつあるような気がする。難しい課題も多いようだが、前向きに捉え、早期に対処したところだけが需要者の味方を得て、生き残る事になる。

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山中の静かなレストラン

ひょんなことからwebで知ったイタリアンレストランではあったが、連休中に行ってみたら何とお休みであった。
お店の人が仕込みか、改装かで店にいたので、暫し会話をし、店内の雰囲気も見せてもらった。
なかなかいい感じだったので食べれなくて残念だった。

と言う訳でもないが、今回はちゃんと予約を入れて行ってみた。

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閑静な山中に意外なレストランがある

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店内は南ヨーロッパ風のインテリアでいっぱい

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価格の割に手の込んだおいしい料理でした

料理はもちろんであるが、店主のインテリアや小物まで細部に至る色んなこだわりや、田舎の空気、静けさもメニューの内かな。また、いつか行ってみたいものだ。

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2005年5月12日

博多讃岐うどん

福岡市内の渡辺通り沿いからちょっと入ったところに、「博多讃岐うどん」がある。
本当に、久しぶり(6年振りくらい?)に食べに行った。

何故、博多で讃岐か、なんて野暮な事は言わない。
…驚椴賄な存在感溢れる太麺(目の前で打ちたてを湯がいてくれる。)
△匹鵑覆鉾茲譴唇瀋欧両態でも元気を呼び戻す薄味の美味い出汁
7茲靴胴盖藉兇鰐気い(失礼)出汁とうまく相乗効果を出すトッピング(海老天がベストマッチ)
の超お勧めうどんである。

麺類は好きで色々と食い歩いたが、ここのうどんは、うどんでは、個人的にはベスト3に入ると思う。

博多は「かろのうろん」や「因幡うどん」などやわらかい麺が主流であるが、牧野うどんと、この博多讃岐うどんがワイルドさで大好きなうどんである。

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中国人とのコミュニケーション

雑誌「選択」に中国進出日系企業の苦戦振りと、深刻な日本人のコミュニケーション力のことが書いてある。
特に「中国人に対する日本人の意思疎通」は極めて稚拙だと中国人は共通して指摘すると言う。
何が欠けているのか?

次のような認識が不足していると言う。
・中国人は個人主義的で、合理主義的である。日本人のように集団の和を優先してあやふやなものを安易に受け入れない。
・中国人は恐ろしいほどに人の「格」を観察する。格とは信頼できる人柄。格が高い人には敬意を払うが、そうでない人には自分の得になる面だけで付き合う。(この部分だけを見て、日本人は「中国人は功利的だ」と評する、と言う。)
・信頼の決め手は、自分の考えを論理的に丹念に語り、有言実行することと、中国人の意見や思いを親身に聴く傾聴力。

まあ、日中問題は色々あるが、中国を一面だけ見て語るのは危険であるし、同じ東洋人だからと言ってプアな先入観で思い込んだり、決め付けたりするのも間違いだ。
事ここに至れば、日本が中国をビジネスパートナから外す事はもはやありえないだろうし、安価な労働力だけを目的にしていたら、そのうち、壁に突き当たるのは必須である。
中国人との高度なコミュニケーションは言うほど楽だとはとても思えないが、我々日本人の側から見直さねば成らぬ既成概念や、認識不足も多々ありそうである。

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2005年5月11日

トーマス・ワトソン・ジュニアの言葉

「成功する企業と失敗する企業の決定的な違いは、社員のすばらしいエネルギーと才能を、組織がどこまで引き出せるかにあることが多いと思われる。」
                       トーマス・ワトソン・ジュニア

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2005年5月10日

東京国際フォーラムでプレゼン

本日、東京国際フォーラム(有楽町)にてPM関連のプレゼンテーションを行なった。
最近、記憶に無いくらいの長時間(3Hr)のプレゼンで、いやはや疲れました。しかし、最近の自分の考えを纏める事ができ、かつ皆さんの前で発表ができ、かつ有意義な質疑のやり取りができ、極めて満足である。
終わってからも、ドアの外で、しばし、数名の方々と交流もでき、人的チャネルも広がった。
Yさんに対する約束も果たしたし、まずは、一安心。心地よい疲労だな。

連休の2/3ぐらいは、スライド作成に時間を使ったかな?とにかく、お疲れさんでした。
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東京国際フォーラムロビーから会場を見上げる

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プレゼン会場の前から周りを見渡す きれいな造形である

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2005年5月 7日

養老孟司の母

録画しておいたVTRで1ヶ月くらい前の 「グレートマザー物語、養老静江さん」 を見た。
この人は、かの養老孟司の母親である。
かなりの高齢であるが、まだ鎌倉で現役の医師である。
この親にしてこの子ありという感じだな.
息子との過去の話も色々あったが、感心したのは、ぼけずに、矍鑠(かくしゃく)とされていたこと。

次の発言に感動した。

・「教養とは「人の心」が判る力を持つ事だ。」

・「人は、やっちゃ間違え、やっちゃ間違えて、色んな事を覚えていく。だから応用が利くんだ。
一度くらい間違えたといってすぐに辞めさせたり、人を変えたりするから本当にものがわかる人間がいなくなるんだ。」

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お椀の中の小宇宙

NHKTVの「世界を駆ける日本料理」という番組を見た。
世界中で日本料理を広めようと努力をしている人たちの健闘ぶりが紹介されていた。世界中で色んな日本料理のバリエーションが生まれ、伝統的な日本料理とはとても思えないような「日本料理」も沢山出てくる。

そんな中面白かったのは、
・フランス人のシェフ達が競って日本の食材や香辛料、味噌などの調味料、出汁などを研究している姿。
(昆布やかつお節の出汁を真剣な顔で研究しているフランス人シェフが沢山居るなんて信じられます?本当に味が判るのかいな?)
・日本料理には純粋な味と、繊細なニュアンスがある。日本料理は一つの味の純粋な追及がある。とフランス人シェフが言う。この表現には驚いた。食文化までさかのぼらないと「うまさ」の背景、味わいの深さは理解できないのではと思うが...。
・昆布締めの白身魚の酢の物をフランス人が美味しいと絶賛していた。作ったのが一流の板前であるとは言え、日本の酢の物が欧米人に本当に美味いのかな?これにもびっくり。
・京都の料理人がフランスのリヨンに渡り、料理アカデミーという研究報告会を催し、チュルボというフランスの魚(大型のヒラメのようなやつ)でお互いのうでを競い、技術交換をしていた。
・日本人板前達の渡仏前の事前検討でも、戦略はもめにもめ、結局、行き着くところまで行くと「日本料理とは何ぞや」、「食文化とは」のような原点を問うような疑問まで行き着いていく。
・両方の料理人ともさすがの料理を創作するが、勝負の判定は、凝りに凝った料理か、シンプルさを極めた料理か、結局は何が旨いとDNAにインプットされているかの違いになるのでは?

ロブションは京都のお吸い物の椀の中には小宇宙があるという。
そう言えば、幕の内弁当にも、日本庭園にも、寺院建築にも色んなものの中に日本人は小宇宙を描いていたと思える。日本人の伝統的な美意識や追求していた世界が垣間見える。

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2005年5月 5日

家族の絆

NHKTVのにんげんドキュメント、シリーズ 「藍とさくら」 の第1回目「心優しくたくましく」を見た。プロゴルファー宮里 藍とその家族の数年を追いかけたドキュメンタリーだ。

父親の優さんはかつて村長選挙敗退などもあり、生活は決して楽ではなかったようであるが、
「夢さえ持っていれば、どうにでもなれる。」という父親。
ゴルフが親子の会話だったと言う母親。
目標を失いつつあった長男聖志を沖縄に呼び戻し、懸命に支える。

藍が13歳の時に父の誕生日に出した手紙が披露される。「希望を捨てずに、明日へ、未来へ。」と、結ぶ。短い手紙だが父親は、感激し、ずっと大事に持っている。
「こんな(内容の)手紙は本来は、親が子供に出す手紙でしょう。」と言う父親。

番組を通して、藍の発言は、幼い時からしっかりしており、家族のみんなに気を配り、元気を与えているのが分かる。また、家族の中核として愛らしさだけでなく、家族全体を引っ張っているような風格さえ漂わせる。

調子が出ない次男の優作に 「アマチュアじゃないので勝つ事だけが目標ではない。プロとしてどういうプレーをするかが大事です。」 というイチローの言葉を引用したメールを送り、プロとしての激励をする。

皆で皆の生活に気を配り、順調な時も不調な時も連絡をしあい、励ましあい、強い家族の絆と言うものを感じる。羨ましい家族だ。

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